あなたのお菓子エピソード書いてみませんか?お菓子のちから 作文コンテスト

優秀賞

「お菓子って不思議」

山梨県 小学校六年

ぼくの家ではお母さんが時々、サーターアンダギーを作ってくれます。これは沖縄のお菓子でドーナツみたいなものです。

昔、お母さんが関わった患者さんは心臓の病気で何度も入退院をくり返して、残念ながら最後は手術中に亡くなったそうです。その患者さんの奥さんが沖縄の人で、その患者さんもサーターアンダギ―が大好きだったからと、患者さんのおそう式が終わった後、奥さんがそれを作ってあいさつに来てくれたのだそうです。

お母さんは、サーターアンダギーを作るたび、その患者さんや家族の人を想い、ぼくたちも全く知らない患者さんのことだけど、きっといい人だったのだろうなと想いながら食べています。そうやって全く知らない人同士をつないだり、思い出したりするお菓子の力は不思議だなと思います。

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食べものに、もたいないを、もういちど。お菓子の賞味期限は、美味しく食べられる目安を示すものであり、これを過ぎても食べられなくなるわけではあり ません。 現在、日本では「もったいない」 を合言葉に、 食品ロス削減運動が展開されています。 菓子産業は、 この 運動の一環として、 食品ロスを減らす取り組みを行っています。